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短期入所療養介護

ショートステイとは?

介護施設に短期間宿泊し、介護や生活支援、リハビリなどを受けることのできるサービスを言います。介護者の負担軽減やリフレッシュのために利用できるサービスとして知られていますが、ショートステイを上手に活用することで、利用者にとっても、介護者にとっても様々なメリットをもたらし、ご自宅での生活を続ける助けとなります。老健ゆめさき(以下、当施設)のショートステイについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。



老健は療養施設

ショートステイは大きく分けて、特別養護老人ホーム(以下、特養)が提供する「短期入所生活介護」と、介護老人保健施設(以下、老健)が提供する「短期入所療養介護」の2つがあります。2つのサービスの違いは「生活」か「療養」かの違いです。特養では主に、食事や入浴など生活支援サービスが提供されます。一方で老健では、生活支援に加えて、医療的な支援(療養支援)、専門的なリハビリなどを受けることができます。 当施設は老健ですので、医療・看護・介護・リハビリの専門性を活かしたショートステイのサービスを提供することで、在宅生活を送られる方々の支援を積極的に行っています。





短期入所生活介護 短期入所療養介護
提供施設 主に特別養護老人ホーム 主に介護老人保健施設
サービス内容 食事や入浴など日常生活上の支援、機能訓練、レクリエーションなど 治療、療養、看護など医療的な支援、機能訓練、日常生活上の支援など

ゆめさきが目指す在宅支援

2017年の介護保険制度の改正では、老健施設の定義に「在宅支援」が新たに加えられました。以前の老健は、要介護者に必要なサービスを提供し、在宅復帰を目指す施設として機能していました。しかし、改正により在宅支援が規定されたことで、老健施設が持つ様々な機能を、自宅で生活する支援が必要な方々にも提供することが、施設の新たな目的となりました。 ショートステイはまさに、在宅支援に直結するサービスの1つです。では、当施設の機能を活かして、どのような方に支援が出来るのかをご紹介します。





老健ゆめさきのショートステイはこのような方に利用されています

01 在宅復帰されて間もない方

在宅復帰直後は、慣れない生活や動作で不安もあります。介護者にとっても一気に負担が掛かることは望ましくありません。ご自宅での生活と定期的なショートステイの利用をすることで無理なく自宅での生活に移行していきます。

02 ご家族の負担軽減

自宅で介護をされる方の休息や負担軽減のためのサービスです。「家族の介護を休んでもいいの?」と思っていませんか?介護をされる方の休息は一番大切です。心身ともにリフレッシュすることで介護疲れを防ぎましょう。

03 治療を目的とした方

老健は医療・看護に強い介護施設です。ショートステイではケアはもちろんのこと、治療を目的とした利用も可能です。例えば、インフルエンザに罹ったけれど自宅で看病できない、夏場の脱水症状で治療が必要な場合などにおいても、医師の診断のもと医療的処置を行います。

04 リハビリを集中的に行いたい方

当施設はリハビリにも力を入れている施設です。この強みを生かして、ショートステイ利用中もリハビリを受けることができます。また、リハビリを目的とした利用も可能で当施設では「リハビリ合宿」と呼んでいます。利用者さんと二人三脚で身体機能の維持・回復に努めます。

「ずっと入所」から、「ときどき入所」へ

当施設は、在宅復帰後もいざというときに利用できるサポート体制を整えています。短期間の入所ができる「ショートステイ」や、自宅から通う「デイケア」を利用してリハビリを継続することも可能です。自宅に帰ってからも必要に応じて施設の機能を使いながら、安心した生活を送れるようサポートしていきます。