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理学療法士 平岡 沙希子

Q:普段の業務の中でこだわっていることは何でしょうか。

誰よりも利用者さんのことを考えているというところです。利用者さんがやりたいと言ったことはまず優先させるようにしています。安全面的に無理だということは実体験して理解してもらう。もしくは、できるけどご家族の方が無理だと思っている時は、心配されている部分を取り除くために、「こういう形だったらできます」と代替案を提案するようにしています。本人がしたいことを優先させながら、その上で、安全面に関してサポートできることはサポートする。頭ごなしに「だめ、できない」と決め付けることはしません。諦めてしまうとできなくなる動作が多くなりますから。困っている方をなんとか手伝ってあげられる仕事に、とてもやりがいを感じています。

Q:印象に残っている出来事、仕事に対する考え方が変わったエピソードは?

昨年、40代の両足麻痺の方を担当したんですけど、小さいお子さんがいらっしゃる中で突然倒れてしまった方でした。ご家族は、家に帰ることに対しいろいろと不安な気持ちがあったのですが、たくさん話した上で、なんとか自宅に戻れるように調整し、息子さんがしたいと言っていたキャッチボールを、両足に装具をつけて立った状態で行うことができました。リハビリも兼ねてキャッチボールをして、家族3人で写真を撮って。その時に、息子さんがとてもいい顔をして「僕この仕事に就きたいな」と言ってくれたんですよね。嬉しかったですし、私にとって改めて自分の仕事の意義を考える良い経験になりました。

Q:老健の今後の課題や法人の強み、またご自身の目標について教えてください。

入院から退院を迎えて自宅に戻り篭りがちになってしまう方のためにも、在宅の前に老健をワンクッション挟んだほうが大きなメリットになるのではと思っています。そこで私たちと顔なじみになって、「あ、あの人いるからまた行こうかな」というきっかけになってもらえたり、入院された人にはできるだけ顔を合わせに行って、「またいるから来てね」と顔なじみで繋げたらと思っています。知り合いがいると心強いですし、地域に根ざした松藤会の強みでもありますね。
家族の方に対しては、話を聞き、答えを求めているわけではないということを理解した上で支援する、踏み込んでいくことが大切だと思いますね。こんな楽な方法があるよ、とポンッポンッと少しづつ提案することができるセラピストになりたいです。